イチゴ
ひらの園は2020年からイチゴ栽培をスタートしました。
近所のご高齢のイチゴ農家さんが、後継者がいないため長年イチゴを作ってきたハウスをそのまま貸してくださったのがきっかけです。
イチゴ栽培は近年、最新設備を使った「水耕栽培」が主流です。
イチゴ狩り用のハウスなどでよく見られる棚設備で栽培する方法で、土を使わないので管理がしやすく、また苗が高い位置にくるため作業がしやすいのが特徴です。イチゴに新規参入する農家さんはほとんどこの水耕の高設栽培を選びます。
ひらの園が受け継いだハウスは、昔ながらの土の畝でイチゴを育てる「土耕栽培」です。
低い姿勢で作業するため負担は大きいですが、土で作ったものがやはり美味しく、良いものを届けたいという想いで続けています。
また一般流通するイチゴは、店頭に並ぶまで時間がかかるため完熟させずに青い部分がある状態で採ってで出荷しますが、ひらの園はヘタの部分まで真っ赤になるまで待つ「完熟どり」で、実をしっかり育ててから採っています。
日持ちは難しくなりますが、これでグンとイチゴの味に違いがでます。
この味を評価していただき、掛川市内で人気のこだわりケーキ屋さんや近隣の人気洋菓子店などに使っていただいています。
12月~4月はこの完熟イチゴを畑から直送します。
また朝採れのイチゴをすぐ乾燥させたドライいちご、冷凍イチゴも通年でお楽しみいただけます。
土の恵みと完熟の味をぜひお楽しみください。